川はええよにゃぁ〜 '2000夏 (第8回オゲ下り)



ノーティレイの喫水はやはり浅かった???

初沈でパニくる OGE3841サプライズ長谷川

【参加隊員】OG2中島、OG6成毛、OG8金井、OG9織田倉、OG10村田、OG12佐藤、
OG13池野、OG16尾上、OG3841長谷川、OGE24小中



 ジリジリジリジリ。ん、目覚まし時計じゃないよ、太陽が照りつける音だよ
 ってなことで今日(H12/7/20)は、第2回「川はええよにゃぁ〜!!」なのである。昨年に引き続き、夏のまっ盛りのこの時期、しかも5NV直前の参加者にとっては最後の仕事の調整の時期を狙い澄ましての敢行となったのだ。
 今回の主な欠席は、OGEマス吉田(箱根で接待中)、OGE1海老原(日連ALTコース入所中)、OGE3杉浦(5NVへの最終調整中)、OGE5&11(海外派遣中)と主力メンバーが欠席しても、当然実施するでしょうよねぇ。こんな楽しい集会は!! そして、この夏のオゲ下りの最高のプログラムは、この欠席者に向けての携帯コール「川はええよにゃぁ〜!!」なのである。去年これを最初に始めて悦に入っていた当人OGE1海老原は、副トレコースに入所して今回は涙の欠席。まぁ、当然のごとく参加者全員から最初にかつ集中的に「川はええよにゃぁ〜」コールが届けられる。しかもそれはセッション中だったらしい・・・・。
 電話の向こうからは
 「こ、殺す!!!」
と、押し殺した声が。そんな状況知ってか知らずか、こっちでは大はしゃぎのご一行様だったのである。

 さて、今回は烏山の「船戸の観光やな」のすぐ下流の「船戸橋」からスタートした。参加艇は第2弥栄丸、第3弥栄丸、第5弥栄丸とファルホークと今回シェイクダウンの長谷川ノーティレイの5艇。最初のクルーは、クーラーボックス大を搭載した食料艇第2弥栄丸にはミワと村田、隊旗を掲げて小型クーラーボックスを搭載したドリンク艇第3弥栄丸には佐藤と成毛、特攻旗を掲げた第5弥栄丸小中と金井がそれに続き、ファルホークにはうららとなぎら、そして長谷川ノーティレイは当然長谷川が乗り込んだ。


 川の状況は・・と、水かさは普通、釣り師も普通、太陽じりじり、風はほとんどなしという最高?のコンディションである。隊員たちのコンディションも上々。しかし、当初から暑さのためか全員とも若干ダレ気味の模様。OGE10村田が仕事をさぼっての参加なので、1人ジーンズという以外は全員Tシャツに短パンといういでたちで・・・・おっと、1人だけ完全武装がいた。そうであるサプライズ長谷川である。なんとヘルメットまで着用している。「おーい俺たちゃ転覆隊じゃねーんだぞ、エスキモーロールもできないし、3級の瀬なんかがきたらビビって逃げ出す、のほほん隊なんだからなぁ・・・・。」とは言っても、この人は衝動買いの王者だから、まず形から入るんかな?
 さて、日焼け止めクリームを塗っても、暑さで汗が噴き出し、更に水の中に手や足をつっこんでバシャバシャやるもんだから、だんだんとれてどんどん陽に焼けていく。そうなるとビールがほしくなる。今回は水分補給用にたくさんドリンクを仕入れてきた。いつもの酒屋でビールも買った。第一休憩地点で、早速ビールを飲む。
「カシュッ・プシュッ・ゴクゴク」
「プハぁ〜っっっ、うめーっ!!」
しかし、ちょっと味が変だ。そういや、なんで7月なのに「秋味」だの「冬物語」だのがあるんだ・・・?  とふと疑問がわいて缶の底を見ると
「96.01.16」
なんだぁ、この表示は? もしかするってーと、これって4年前のビールかよぅ!! 時すでに遅し、大量の4年前のビールがお腹の中に収まってしまった。オゲらなきゃいいが、頭をそのことがよぎった。まぁ、何とかなるだろう。最悪の場合無理沈して川の中でしてしまえばいいのだ。そうなのだ、ここは大きな水洗トイレなのである。
 途中「○○○の渡し」があって、そこに川を横切ってロープが渡してあるのだけれど、今回はなぜかずいぶんと低く張ってある。そのため、急遽、隊旗と特攻旗と支柱をしまい、そこを抜けた。それが後の悲劇の原因になったのだが・・・まぁ、それはまだ先の話なのである。
 さて、出発から1時間半。そろそろ中間地点の大瀬に近づいてきた。ここまで来ると、後は勝手知ったるなんとかで、弥栄丸グループは、足を船外に投げ出し、ダレまくってろくに漕ぎもせずに川流れの状態になっている。この暑さではしかたないが、「緊張」の「き」の字もなく、「沈」すら大歓迎の状態で、もしこの様子を隊長が見ていたら「自然と語り、川と語るには、それなりの心構えと謙虚さが大切なんだ、なんだその態度は、ばかものー!!!」と怒りの鉄拳30発が飛んで来そうだ。
 とは言っても、一度弛緩してしまったこの糸を再び張るには、何か大きなとてつもない出来事が起こらなければ無理であろう。しかし、当面そんなことはおこるハズがないことは、一行9人とも十分に承知していた。そう、那珂川を舐めきっていたのである。

 さて、そろそろ昼飯にしようかという時間、我々は「大瀬」の上流500mのところにいた。目の前には大瀬の岸が見え、たくさんのカヌーイストが練習をしている。その手前の右岸がちょっとした崖となっていて、そこには崖の上から木の蔓が何本か下がっている。それは途中にもあったのだが、ここは水流もさほどなく、しかもつかまって遊ぶには絶好の高さにそれが下がっている。当然好奇心旺盛な我々である。誰からともなく「艇からそれに掴まり登ろう」という話になった。だが、いつものことでとりあえず言ってみるだけで誰も実行に移そうとはしなかった。そのときたまたま航路が良かったのか、わざわざ進んできたのかは知らないが、サプライズ長谷川が一番掴まりやすい蔓を掴み、体重をかけてぶら下がった途端・・・・
 「うわぁっ!!!」
 という叫びと共に蔓に絡まっていた木が落ちてきたのである(→右写真)。その木は長谷川ノーティレイ艇の上にモロに落ち、その弾みでバランスを失った長谷川艇は、みごとに「沈」してしまったのだった。
 まあ、当然ながら回りにいた他の隊員達はやんややんやの大喝采となった。が、当のサプライズ長谷川はそれどころではなかったらしい。本人は意識していないようなのだが、完璧にパニックに陥っているのだ。スプレーカバーが外れなかったせいなのらしいが、外れた後もみんなの忠告も耳に入らずただ艇に乗ろうと繰り返している。ひっくり返った艇に再度乗るのは、我々にとっては至難の業なのである。当然「最寄りの岸に泳げ」とか「艇は引っ張っていってあげる」・・・・っていう我々の言葉は全く耳に入っていないようで、挙げ句にひっくり返して元通りになった艇の後ろから馬乗りになって乗り込もうと試み始める始末だった。水が入ったノーティレイは長谷川の重みでバウが上がると同時にメキメキという音を立てはじめた。水から上がった安心感からかサプライズ長谷川は若干落ち着きを取り戻し、艇から降り回りの言われるままに艇と共に岸まで曳航されていくのだった。岸が近づくに従って落ち着きを取り戻し最後は艇から離れてクロールで岸にたどり着いたのであった。以後このポイントは「長谷川ポイント」と呼ばれることになった。

 このような事件? があったにもかかわらず、一行は相変わらず「ダレダレ」状態で下っていくのであった。当然昼飯のときの話題はサプライズ長谷川の「沈」の話題。「沈評議会」の決定は『恥沈』となった。「恥沈」の定義とは、「衆人が注目する中で、見事にやってくれた唯々恥ずかしい沈」なのであるからして、まさにそれそのものなのだ。これについては、本人も異議申し立てをする訳にはいかなかったようである。
 この昼食の間にも、みんなの濡れた服はしっかりと乾いており、岸より川の上の方が涼しいだろという理由で、後半区間に向けて出発したのである。

 さて、後半の大瀬から宿泊地の野田までの区間は、とくに難所というところもなく(・・・前半区間もなかったが)唯々川面を渡る涼風を感じながら、ひたすら照りつける太陽と真っ向の勝負なのだった。何度も塗りまくった「日焼け止め」の効果もなく太腿から土踏まずまですでに「真っ赤んちっかん」(←茨城南部の方言「真っ赤っか」の意味)状態になっており、水をかけたらジュージューと湯気が出るのじゃないか・・と思える程である。ますます太陽はジリリジリリと勝負を挑んでくる。その勝負に勝てない・・・いや勝つつもりもない我々は、更に「オゲ下り」ならぬ「ダレ下り」を強いられ・・・いやいや、し続けていたのであった。
 なんの問題もなく国道123号にかかる新那珂川橋まであと500mというところで、最後尾を進んでいた完璧ダレ下り状態のOGE6成毛OGE8金井の乗る第2弥栄丸が岩に衝突し「沈」。先行する各艇はそれを知らずにどんどん下っていく。最初に気が付いたのはOGE10村田と隊員候補の小中である。すぐさま救出に向かう、そして流れてくる2人と1艇を岸に誘導する。後ろに騒がしさに気づいたOGE12佐藤OGE13うららの第3弥栄丸とOGE2なぎらOGE16みわのファルホーク、サプライズ長谷川のノーティレイは既に300mも下っており、そこから遡行し現場へと向かう。が、これが一番しんどかった。現場に到着したときは息は絶え絶え状態となっていた。
 現場に全員が到着したとき、開口一番にOGE8金井が・・・ 
 「すんません、隊旗を流しました!!」
 「・・・・!!」
 「目の前30センチのところを流れていたんスけど、サンダルを回収しているウチに見えなくなってしまいました。」
 「・・・・!!!!」
 「これが、本当の川の藻屑大作戦ですね!!」
次の瞬間、OGE8金井は那珂川の人となっていた。OGE6成毛はと言うと、なぜか金井を川に突き落とした方に回っている。当然の事ながらその直後に「那珂川の人2」となった。

 と言うことで、隊旗を無くし意気消沈した(?)我々は、今日の宿泊地「第2オゲキャンプ」に到着したのであった。設営地を決め、車回収チームと設営チームに分かれて行動に移ったが、みんなの気持ちは重く、1つ行動するたびに「はぁ・・・」、また1つの行動をするたびに「ふぅ・・・」とため息だけがあちこちから聞こえてくる。それほど隊旗ほ失ったショックが大きい・・・のかと思ったら、疲れと暑さにやられたのとで気力を失ってるだけだった。その証拠に日が落ちて涼しさを取り戻したらば、みんなまた生き生きとしてきたのでる。「おーい隊旗がかわいそーだぞーっ」と叫んでみたところで、第2の隊旗がしっかりとサイトに掲げられており、すっかり第1隊旗のことは忘れられてるようであった。薄情な隊員達である。(本当は、皆心では泣いていたらしい。流出した者に対する労りから口に出さなかっただけなのだ。第1隊旗も那珂川に流れたのであれば本望だったろう・・・・。って本当かな?!!)

 さて、気を取り直して・・・と。今晩の食事は、錦糸町支部がメインとなってウララシェフの指揮による「南部アメリカ料理」である。いやぁ、タコス1つとっても粉から練って焼いて・・・って凝りまくったもの、食事にありついたのは10時頃になってしまったけれど、「大満足じゃぁ〜」なのでした。OGE9織田倉も食事に間に合うように到着した。この食事に関してはOGE13うららのレポートを期待しましょ。
 夜は天の川と流れ星を眺めながら、花火と焚き火で遊び、河原に響く雄叫びを子守歌に眠りにつくのであった。

 翌日は・・・・・暑くなる前に撤収。いつもの四季彩館でひとっ風呂浴びて帰路についた。
 隊長、やっぱり「川はええよにゃぁ〜っっっ」



朝から食欲旺盛な2人 今日がデビューの
「OGE24ガイズ小中」
これも今日がデビューの
長谷川ノーティレイ
「隊長、喫水は深いっすよ」 まだまだ余裕のサプライズです。 ノーティレイ・進水
天敵の戦い 
麗VS村田 '2000夏
「結局は組み敷かれる
ボヤッキー村田
村田をエサに、記念写真
どうも後ろが重いようで かわいい麗のオシリ
「傾いているぞ!!」
かわいいミワのオシリ
「見えないぞ!!」
一休みで水分補給。 「やっぱ、川はええよにゃぁ〜」
「おーい、漕げよぅ!」
間もなく「長谷川ポイント」
まだ無邪気に遊んでます。
「あついよー」
「ダレてるよー」
「ガイズ、漕いでるかぁ?」
「必死で漕いでま〜す」
レスキュー成功
呆けるサプライズ長谷川
至福のひととき 鬼の見ぬ間の盗み食い 今日の目的地
第2オゲキャンプに到着
戦いすんで車の回収 翌日の昼食 その後ツインリンクス茂木
でOGE0五味田の応援だぁ。



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