極寒耐寒氷上キャンプ&わかさぎ釣り 2000



隊長、赤城山の寒さは半端じゃないです。-19.3℃です!。
 うーさぶぅっっっ!!

念願のわかさぎを釣って、ご満悦のOG1海老原副長。

 2000年最初の隊集会は、群馬県赤城山の大沼での「極寒耐寒氷上キャンプ&わかさぎ釣り」である。
 2月25日(土)午前8時。集合地点の常磐道谷和原IC近くの小絹交差点セブンイレブンに10分ほど遅れて到着。すでにOG1海老原副長とOG96織田倉の2名はすでに到着していた。アトから着いたのはOG2中島にOG10村田と、OG隊員候補の市川と望月、2人とも阿見1団のローバーである。あとは赤城山現地で合流予定のOG6成毛で、今回の総勢は7名である。
 それで、集合したらいきなり OG2海老原副長が
「不倫の精算で2時間ほど遅れるんで、織田倉をそっちの車に乗せて先に行ってくれ」
とのたまうてせはないか。不倫の精算ならばしかたない・・・・とあっさり納得して、5人を乗せた中島デリカは一路赤城山を目指したのである。【作者注:OG1の「不倫の精算」は当方の勝手なる見解であり、実際のところは謎なのだ。本当にそうかもしれないが・・・】

 途中、館林のカスミストアーに開店と同時に押し掛け、カップラーメン+αを調達、成島のセブンイレブンで朝食兼昼食を仕入れ、大泉→伊勢崎→前橋→大胡→赤城大鳥居を経由して、赤城の大沼についた。しかしながらナビゲーター織田倉コンピューターの調子が悪く、目的地の直前(ホント目と鼻の先)でミスコースする。1時過ぎにやっとこさでに到着していたOG6成毛と合流することができた。OG2海老原は不倫の精算に思いの外時間がかかったようで、この時間になってもまだ茨城県内から出られていないようである。

 そのため、見地組6人は釣り場の下見を兼ねて沼へと繰り出すことにした。そこには実に多くの釣り人が竿を出していたがあまり釣れていないようであった。よーく見るといずれも素人さんばかりであった。 am/pm主催の「親子わかざき穴釣り会」ご一行様なのだ。そう言えば駐車場にはとバスが4台停まっていたっけ。その時、先頭を歩くOG9織田倉の進行方向がいきなり左に変わる、「むむむ」とその先を見ると、はとバスのガイドさんが歩いてくる。コートこそ着てはいたが、スカートにストッキングでいかにもそそり・・・いやいや寒そうである。織田倉は皆の制止もきかず吸い寄せられるようにふらふら〜っと急速に接近していく、他の5人はアッケにとられて見守るしかなかった。直前になって織田倉ははっと正気に返ったようである。こいつも紛れもないオゲ隊員なのであった。近頃、隊長といい、副長といい、年甲斐もなくサカっている。「お〜ぃ、春にはまだちょっと早いぞ〜ぅ!」

 さて、沼から帰った現地組は、とりあえずやることがなかったのでテントの設営を始めることにした。今回の設営場所は駐車場の片隅。トイレのそばと一見立地条件は悪そうに思えるが、実は非常に好適な場所(特においらにとって)なのであった。それは先を読んでいけば判るのだよ、うん。
 とりあえずテントを張って、晩飯のキムチうどん鍋を作る。まだ外気温は氷点下2度なので、家庭用の卓上ガスコンロ(強力)でもまだイケるのである。今回の鍋奉行はOG2中島であった。オゲ隊では隊長を筆頭に料理にはごだわっているヤツらがたくさんおり、隊長がいる時はいつも隊長の采配で奴隷が中心となって調理をすすめてしまうので、OG1,OG2は手の出しようがなく、手持ち無沙汰なので結局酒をのんでいるしかないのである。ところが今回は隊長もOG1もいないことから、期せずして回ってきたこのチャンスにOG2中島は喜々溌剌として腕を振るうのであった。いゃぁ、ホント久々でうれしかったっす。
 鍋を火にかけ煮あがるまでの間、6人はテントに入ってまだ太陽も暮れないうちに、奴隷候補望月のパパ(パパも阿見1団のボーイ隊リーダー)が持たせてくれたウィスキーで乾杯ということに・・・・。これはOG10村田が暴走して飲み始めたのをきっかけに全員に波及したのであった。そうこうしているうちに、OG2海老原副長が5時過ぎにたどり着いた。道々工事で思わぬ時間をくってしまったらしい。皆には「不倫の精算もつれた」と言っていたが・・・・。迎えにテントの外に出ると鍋のいい匂いがただよっている。そこで早速夕食にうつる。テントに中に食卓が設けられ、鍋が置かれる。続いてうどんがまず6人分投入されて煮込まれ、各自に配分される。
「いただきま〜す」
 キムチは各自が自分の好みで「キムチの素」を入れて食べることとした。あっという間に6人分のうどんはなくなり、更に6人分が投入される。ローバー隊2人の食べっぷりがすばらしい。2人とも5杯はおかわりをしたろう。他の者たちは「そーいえば、俺達も若い頃は・・・」と回送しつつ暖かい目で見守るのであった。当然残りをこいつらに全部処分(残さず食え!)させたのは言うまでもない。テントの内側には人の息と鍋からの湯気で水滴がびっしり着いていた、そう結露である。これがコンロを止めた瞬間にみるみる氷っていくのだ。外は相当寒くなっているに違いない。今回は明かりをランタンでなく、蛍光灯をして使用した(トイレから電源を無断借用しテント内に工事用ヤツをセット)のでの大した熱は発生しない。従って熱源がなくなったらすかさず寒さが襲ってくるのだ。おかげで酸欠にはならなかったが・・・・こんな場合はどっちがいいのだろうか・・・。

 さて、さらに酒も入って腹もくちくなった。しかしながら他にやることがないので、というよりは明日の朝が早いので、7時過ぎには全員就寝準備にかかり8時前には大きないびきが数方向から聞こえ始めていた。その時は気温が氷点下10度は下回っていたいたろう。いままでの雪中キャンプでは味わったことのない寒さなのである。いつもはコールマンのレタングラー(mild)とモンベルのタフバッグ4のスリーピングバッグを重ねて使っているが、肩口は閉めたことがない。そうしなくても十分に暖かいのだ。今回はキムチで体の中からも暖めているので、大丈夫と思っていたが、だんだんと寒さが身体に染み込んでくるのだ。忍び込むなんて優しさではない。ズンズンシンシンと押し寄せてくる。そのためドローコードで口を絞って顔だけを出す状態にして、漸く暖かくなった。ところがこの過程で1つ失敗してしまった。保温対策を講じるまでの間に、染み込んできた寒さにやられて腹具合がおかしくなってきたのだ。要するにゲリピーである。気づいた時には既に遅く、いくら暖めても活発に動き始めた下腹部はその動きを止めようとはしないかった。外は寒い。極力出たくはない。そのためできる限り我慢して爆発寸前になるまで寝袋からは出ないようにした。我慢の限界近くなって意を決してテントを飛び出すのであるが、寒さで手はかじかみテントのチャックの開け閉めにも苦労する。そして凍った結露がテントを扉を開けるたびに雪の様に降りテントの床に落ちてそれを靴下で踏むことになる。靴下に着いたそれは寝袋の中で解けて濡れて更に体温を奪うのだ。また一方では気温が高くなるとそれが解けてテント内が水浸しにしていく。そのため結構気を使うのである。それはともかく、靴をはくのもササっといかないし、そうこうするうちに爆発の秒読みは迫るし・・・。前に書いた「トイレのソバ」のすばらしさとはこんな状態でも駆け込んで間に合うってことなのです。はい。

 3度のトイレ雪中行軍のアト下腹部の動きは沈静化し、ようやく眠りに入ることができそうな気がしてきた。また就寝体制を整えて今度は本格的に眠るべく寝袋内の微調整を行った。するし今度は水分を出しすぎたせいか、無性にノドが乾いてきた。すぐ傍らにはペットボトルのウーロン茶がある。それを飲むためにはせっかくつくり上げたぬくぬく状態を破ることになし・・・そこでちょっとだけドローコードをゆるめ手首だけだしてペットボトルを掴む。それだけ開けただけでもスーッと寒さは忍び込んでくる。そして、フタを開け飲もうと斜めにした瞬間ウーロン茶は「パキーン」と氷ってしまったのだ。きっと過冷却状態だったんだろう。ふた口ほど飲んだが、これがまぁキーンとよく冷えている。また腹具合が・・・と思ったら、なかなか眠れなくなってしまった。若干風が出てきた。テントが揺さぶられるたびにパラパラと凍った結露が降ってくる。ふと気づいたがテント内の空気は動いていない。不信に思って換気窓を盛るとメッシュが結露で凍ってふさがっていた。今更起き出す勇気も気力もなく、そのまま眠りに入ってしまった。夜中は交互にトイレに行ったので、どうやら酸欠状態にはならなかったようだ。

 翌日は5時半に起床となり、各自つりの準備に入る。この時の気温はなんと氷点下19.3度なのだ。息を鼻からしないと肺が痛くなるむせてしまう。こんな状況でまーよくやるワ。私は夕べ、いや今朝方までのゲリピーおかげで殆ど眠れなかったのにかこつけて釣りをばっくれて8時すぎまで主のいなくなって空になった寝袋を山のようにかけて、その中でぬくぬくとねむったのでした。
 一方釣り組は、スケートリンクの先にテントを3つ張り、どりるで穴をあけて釣っていた。OG9織田倉がゲームボーイの魚探を持ってきたので今回は釣果が期待できる。食料をすべて釣り現場に持って行かれてしまったので、8時すぎに起きだし、強力火力のピーク1を修理して、津野場に向かう。その時点で竿頭はOG2海老原副長の6匹、続いてOG9織田倉の3匹でそれにOG6成毛が続く。奴隷組は市川候補が1匹で、OG10村田と望月候補の2人はボーズなのであった。カップラーメン2つとパンで朝飯をとる。寒い中での暖かいカップラーメン、こいつはとびきり美味いのだ。そのアトも釣りを続けるが食いはほとんど止まってしまった。そしてお昼前に撤収を決めサイトに戻ることとなった。

 そのころサイトではまたしても問題が発生していた。中島デリカのエンジンがかからなくなってしまったのだ。どうやら燃料が凍ったらしい。ディーゼルはこれがある。これを防止するために直前で満タンにしておいたのに・・・・。アトで聞いたらこの辺りには寒冷地用の燃料はないらしい。そんなワケで十分に充電されていたバッテリーも寒さと長時間のセル回しに次第にそのパワーを失い、とうとう息絶え絶えな状態となってしまった。こんな時に限ってブースターケーブルを持ってきていない。そのため駐車場を走り回ってお助けマンをさがし、群馬のランクルさんに助けていただいた。悪戦苦闘の末漸くデリカは息を吹き返したのでした。めでたしめでたし。

 氷上撤収組が帰ってくる頃には雪が激しくなってきた。そのため帰ってくるのを待たずベースキャンプのテントの中の荷物を車にエイヤッと投げ込み、テントをざっとたたんで撤収を完了してしまった。氷上組が帰って来て、荷物を積んで着替えてすぐに出発となった。午後1時赤城山をアトにする。帰路は3台連ねてR50を東に向かう。途中佐野でラーメンを食べ、それぞれの帰宅地に向かって帰っていったのであった。年度末で道はあちこちで工事渋滞。結局帰宅は7時過ぎとなった。

 うーん、充実した2日間だったなぁ。でもまだ腹の具合がよくない・・・・・・。 
 

沼中央からスケートリンク方面 氷上散歩。すぐに脱ぎたがる
ファットブロス。
沼中央から西方向を見る
すぐに上下関係をつけたがる。
悲しいサガである。
今回のサイト。寝る時はもう1張り増える。車の後方が
お世話になったトイレである。夜は車がたくさん来てうるさかった。
釣れずにクサるog10村田。 og9織田倉の釣果 テントでぬくぬくのog6,og9
こっちはog2海老原副長の釣果 孤独に不倫を振り返るog2 赤城山さようなら

あまりの寒さにデジカメも音を上げてしまいました。ようやくこのショットが撮れました。



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